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2024.02製造・エネルギー新規構築

電力使用量モニタ

拠点ごとの電力使用量と削減目標の達成率を月単位で追跡します。

ウェブサーバー・インフラ
電力使用量モニタ
納品物をもとに再構成した画面です。顧客データは含みません。
開発期間
約5か月
体制
3名
対応プラットフォーム
ウェブ · サーバー
管理対象
拠点別電力使用量

背景

各拠点の電力使用量を月末の請求書でしか確認できておらず、削減目標を立てても途中でどれだけ達成できているかを知る方法がありませんでした。使用量が急増した時点をその都度確認できないため、原因の把握も遅れがちでした。

実装範囲

  • 拠点別電力使用量の収集
  • 時間帯別使用量の照会
  • 削減目標に対する達成率の表示
  • 拠点間の比較
  • 異常使用量の通知

技術選定

その状況で何をなぜ選んだか

時系列データの保存にTimescaleDBを使用

各拠点で短い周期で蓄積される電力使用量データは時間が経つほど膨大になりますが、その後は今月ではなく前年同時期と比較するといった、期間をまたぐ照会が必要になりました。時系列データに適した構造を用いることで、期間別の集計照会性能を確保しました。

削減目標の達成率を月次の確定値だけでなく、進行中の推定値としても併せて表示

月末まで待たなければ達成状況がわからないと、その間に対応する時間がありません。現時点までの使用推移をもとに月末の見込み値も併せて表示することで、目標から外れつつある場合に月の途中で確認できるようにしました。

技術課題

課題

拠点ごとに設置されている計測機器のメーカーが異なり、データ収集周期や単位がまちまちでした。

アプローチ

計測機器別の収集アダプターを設け、すべてのデータを同一の時間単位・単位系に変換してから保存するよう標準化しました。

結果

画面上では計測機器の種類にかかわらず、拠点間の使用量を同じ基準で比較できるようになりました。

課題

特定拠点の使用量が急に跳ね上がった場合、それが設備の異常なのか単に使用量が増えただけなのかを画面だけでは区別できませんでした。

アプローチ

同じ拠点の過去の同時期の使用量と比較し、乖離が一定範囲を超えた場合のみ異常として表示する判定基準を作りました。

結果

季節的に自然な使用量の増加と異常な増加を区別して通知を送れるようになりました。

引き継ぎと運用

拠点担当者向けのダッシュボードガイドと計測機器の連携登録方法を日本語で提供しました。ソースコードとインフラ構成を引き渡し、新規拠点追加時の計測機器連携は別途の保守で対応しました。

技術スタック

PythonNext.jsTimescaleDB